Biography
ヘルスケア分野のメーカーで働いています。主に画像解析ソフトの開発や、社内のデータ分析、自動化のプロジェクトに携わっています。ソフトウェアを活用して、研究開発の効率化を目指しているのが私の役割です。
大学時代は生物学を専攻していましたが、バイオインフォマティクスのようなデータ分析中心の「dry」な分野ではなく、実験主体の「wet」な生物学を学んでいました。研究テーマは、キイロショウジョウバエの発生や、タンパク質の細胞膜動態に関するものでした。プログラミングやデータ分析を本格的に学び始めたのは、修士課程に進んでからのことです。当時は、研究を進める中でExcelや手作業の限界に直面し、自動化の必要性を感じたのがきっかけでした。次第にソフトウェアエンジニアリングにも興味を持ち、趣味の一環として学び続けています。
企業に就職する前に博士号を取得することができず、単位取得退学しました。色々な事情もあり、もう博士号はいいかなと思っていたのですが、どうしても心に引っかかるものがあり、2023年から2024年にかけて論文と実験に再挑戦しました。おかげで2024年3月に博士(理学)の学位を取得することができ、目標のひとつを達成できたと感じています。所属研究室の教授、共同研究の教授と先輩、そして私生活を支えてくれた妻に深く感謝しています。
Interests
- ライフサイエンス
- データ分析
- サッカー
Education
- Ph.D. in Biology, 2024
- M.S. in Biology, 2018
- B.S. in Biology, 2016